2020年のえだまめ栽培記録 *備忘録をかねての栽培記録
品種について
2020年に育てたえだまめの品種はサカタのタネの「天ヶ峰」という品種。
ミニトマトと同じく開始時期が遅めだったこともあり、早生の品種を選択しました。
種のパッケージには次のように書いてあります。
極早生、多収穫、3粒莢がたくさんとれる!
タネまき後約76日収穫目安
まきどき:暖かい地域3~5月、寒い地域4~5月
【科・属名】マメ科ダイズ属 【原産地】中国
■特徴
極早生では珍しく、3粒莢が多い収量抜群の白毛エダマメです。トンネル栽培や露地の早まきに適し、プロの生産者もハウス栽培の早まきに使う品種です。
〇タネまき~植え付け
うね間60㎝、株間20㎝でタネ3~4粒を点まきし、ポットなどにも2~3粒ずつまいておきます。本葉が開くころに2本立ちし、発芽の悪いところはポット苗を早めに植えつけます。
〇畑つくりと栽培管理
1㎡あたり苦土石灰100g、完熟堆肥2㎏、有機配合肥料60gを施し、早まきは保温します。カリ肥料を多めにするとよくできます。開花前後の感想は収穫量の低下を招くので、十分に水やりをします。
〇収穫
株の中央付近の莢が十分ふくらんだころに、株ごと引き抜くか、熟した順に莢をもぎとって収穫します。
サカタのタネ「天ヶ峰」パッケージ記載より引用
プランター栽培について一言も書いていないことが気になったものの、あまり考えないで購入しました。
何とかなるでしょ…という軽い気持ちでした。
結果、なんとかなりました。
タネをまいてから76日くらいで収穫。
ビールのおつまみとしておいしくいただきました。

ここからは、使用した道具や世話の状態を記していきます。
使用したプランター

準備したプランターは、えだまめを育てようと思い立つと同時にホームセンターで購入しました。最近はよく見かけるタイプだと思います
えだまめ栽培のポイントとして一番気を付けなければならない、水分を切らさないようにするため60㎝深型の貯水型のプランターを使用しました。
水はけのよい土を使用しても、底部に貯水部分があり、夏場でも必要な水分が切れづらく結果的にこれが良かったのだと思います。
気を付けたこと(気を付けるべきこと)
種まき直後の鳥害対策を
育て方を調べると、種まきの後に取りにまいた種をほじくり返されてしまう被害があるということなので、立てた支柱の上からビニールをかけました。
本当は防鳥・防虫ネットが良いのですが準備が遅かったこともあり、100円ショップでは品切れの状態だったのと、まだ育て方をよく知らなかったのでビニールで代用しました。

害虫(ヨトウムシ)対策
本葉が開き始めたころにヨトウムシにやられました。
左手前と右奥の葉がやられているのがわかりますか?

最初のうちは、明るい日中はヨトウムシが土に潜るということを知らず、朝に葉の裏に残った虫だけを駆除しましたが、連日食害の被害が増えてしまいました。
Twitterのフォロワーさんからヨトウムシだと教えてもらい、土の中を探ると丸々と太ったヤツらが姿を現しました・・・・(*虫が苦手な方はリンク先閲覧注意)
農薬を使うことは(面倒なので)避けて、コーヒーの出し殻を根元にまいたり、葉にもコーヒーのにおいを付けることで防虫をしました。(これはWebの先人の栽培記録から知恵を拝借しました)
ちなみに我が家ではネスカフェドルチェグストを使用しており毎日コーヒーの出し殻を調達できます。
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花が咲き始めたら水は絶対に切らしてはいけない
どんな野菜でも同じだと思いますが、家庭菜園特にプランター栽培を行う場合に気を付けなければならないことです。
近年の夏の高温期の温度上昇においては、朝の水やりだけでは足りず夜にはカラカラに乾いてしまうこともしばしばありました。
水が不足してしまった場合、すぐに萎れてしまい花や実付きにも影響してしまいますので今年も気を付けます。
収穫後はすぐに茹でる
えだまめは収穫後にどんどん鮮度が落ちてしまいます。
そのため、収穫した後はとにかく早く茹でることで美味しいえだまめを楽しみましょう。
これはスーパーで販売されている生えだまめにも同じことが言えますが、鮮度を保つための工夫をしている生産者さんもあります。
私の母がパートで働いていたこともある、神奈川県三浦の「はねっ娘会_岩崎ファーム」さんでは、当日出荷するえだまめは朝に収穫して収穫の際に莢の根元の茎部分を付けてカットすることや、販売用の袋も専用の鮮度を保つフィルムを使用するなどの多くの工夫をすることでおいしいえだまめを食卓まで届けてくれています。(はねっ娘会のえだまめの大ファンなのでシーズン中はほぼ毎日食べてます。)

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